練馬駅北口Coconeriで、『ACTF2016』が開催されました。
- ひとくちにデジタル化と云っても、アニメスタジオによって取り組み方は様々。
導入したソフトによるデータの互換性など、様々な課題もあるそうです。
ですが、こういった形でソフトウエア開発メーカーとアニメ制作従事者が直接意見を交換する場が設けられることで、「デジタル」と「アニメ制作」の距離は確実に近づいていくだろうと感じられました。
TVPaint Animation ブースも写ってますよ!
ひとくちにデジタル化と云っても、アニメスタジオによって取り組み方は様々。
導入したソフトによるデータの互換性など、様々な課題もあるそうです。
ですが、こういった形でソフトウエア開発メーカーとアニメ制作従事者が直接意見を交換する場が設けられることで、「デジタル」と「アニメ制作」の距離は確実に近づいていくだろうと感じられました。
『ACTFロゴの話』
JAniCAはACTFで決してデジタル作画を推進している訳でなく「多様な手法の中の、今後主流になるであろうデジタル作画を、過去デジタル化によって多数の人が辞めて行った歴史を繰り返さない」取り組です。
ロゴの配色は硬筆色鉛筆の4色から決定
ACTF2016に行ってきました
http://www.nzu.ac.jp/blog/digital/archives/14820そもそもアニメーションは手描きが主流でしたが、現在は様々なデジタルツールを使った制作へと移行している段階のようで、各社コスト面や人材面などリアルな話しも交えながらもデジタルワークフローに切り替える意義や、問題点、改善点などを話されていました。
- 「アニメミライ」改め「あにめたまご」で試すデジタル作画 〜「アニメ業界の将来予測をする材料になれば」
http://otapol.jp/2016/02/post-5767.html
参考:ACTF 2015レポート
- アニメーターが紙と鉛筆を捨てるとき: ACTFが予見するペーパーレス、そして「波乱」の兆し
http://wired.jp/2015/03/21/actf/
フォーラム終了後のアンケート集計結果は後日JAniCAポータルページにて公開予定です。「あえてやるんだ!TVPaint作画の可能性」(株式会社サンジゲン http://www.sanzigen.co.jp/)
- フランス製「TVPaint」は25年の歴史に裏付けられた、幅広い柔軟性を持つアニメーション制作ソフトである。
ベクター形式の描画には対応していないが、手描きが主体の日本にとってはビットマップ形式の「TVPaint」のほうが親和性がある。
「サンジゲン」で行ったテストケースではレイアウト、原画、動画だけでなく仕上げまで「TVPaint」のデジタル作画で行い、演出チェックも「TVPaint」。撮影のみ「After Effect」で行っている。
「サンジゲン」では2014年10月に、実験部署として「デジタル作画部」を設立。導入当初は運用上の苦労もあったが、現在ではデジタル作画の強みを活かした使い方を目指して、最新作の『ブブキ・ブランキ』では画面上で3DCGとデジタル作画の区別がつかないくらいになっている。
3DCGパートメイキングSpoiler : KADOKAWA公式配信・TVPaint Animationによる2DCG作画パートメイキングは公開未定 :
http://animefestival.jp/screen/list/20163466/#TAAF22016" onclick="window.open(this.href);return false;
駐日フィンランド大使館公式プレス
http://www.finland.or.jp/public/default ... ture=fi-FI (フィンランド語)
http://www.finland.or.jp/public/default ... ture=en-US (英語)
- In Finland animation is a rising content form both in commercial and artistic sense.
This program introduces recent Finnish short art animation, realized in a variety of themes and techniques by a rising new generation of animators.
参加したみなさんの感想(抜粋)
- ・現場の声がHPでは寄せられているがそれに対する見解のようなものをできれば示して欲しかった
・デジタル作画の事業計画・損益分岐点・経営について知りたい
・より実践的な導入後のノウハウについて聞きたかったので今後そうなってくれるとうれしい
・「わが社がこのソフトウェアを採用した理由」を複数の会社から聞きたいです。
・デジタル作画はオーセンティックな作画の会社やチームよりも3DCGからのほうが親和性が高い。
・3Dと2Dとの調和性を考えて欲しい
・TVPaintのマニュアルとスクリプト*を一般公開して欲しい。アップグレードを安くして欲しい。
注)*…『う〜さ〜のその日ぐらし 夢幻編』『ブブキ・ブランキ』制作に向けて開発された、
株式会社サンジゲンによるGeorgeスクリプト
前回の審査では当フォーラムにも参加しているカリ ピエスカ/ Kari Pieskä (フィンランド)氏『ノー タイム フォア トウズ(
https://twitter.com/finembtokyo/status/ ... 8401063937
駐日フィンランド大使館@FinEmbTokyo
昨日まで開催されていた第15回広島国際アニメーションフェスティバルで、フィンランドの作品「ノー タイム フォア トウズ」が観客賞に選ばれたよ!
ストーリーはイクメンの大変さのよう…
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=35521
観客賞はフィンランドのカリ・ピエスカさん(34)の「ノー タイム フォア トウズ」。無邪気な子どもに振り回される父親を、素朴なスケッチでユーモアたっぷりに描いた。
3児の父である自身の体験を基に制作した。子どもたちにいら立つ様子も包み隠さず「心の中をそのまま表現するのが少し怖くもあった」と振り返る。